
『いちごの桜餅』を作りました。
桜餅には、道明寺粉で作る関西風桜餅と、小麦粉で作る関東風桜餅があります。
今回作ったのは、関西風の桜餅です。
電子レンジを使えば短時間で簡単。
レンジの扱いに慣れている方には、蒸す場合よりも失敗が少ないと思います。
材料と作り方
レシピはクラシルからの引用です。
いちごが可愛い道明寺桜もち(5個)
- 桜の葉塩漬け 5枚
- 水 (塩抜き用) 適量
- 熱湯 150ml
- 道明寺粉 100g
- 砂糖 10g
- 食紅 (赤) 少々
- つぶあん 100g
- いちご 5個
作り方
準備.いちごはヘタを取り除いておきます。 桜の葉塩漬けは軸の部分を切り落としておきます。
- バットに桜の葉塩漬けを入れ、ひたひたになるまで水を注ぎ、10分ほど浸し塩抜きをしたら、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
- 耐熱ボウルに熱湯、砂糖、食紅を入れ混ぜ合わせます。
- 道明寺粉を加え混ぜ合わせたら、ラップをかけ10分ほどおき、馴染ませます。
- 一旦ラップを外し、混ぜ合わせたら、ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで2分30秒加熱し、再度10分ほどおき、馴染ませます。
- つぶあんは5等分にし、いちごを包み丸めます。
- 4で5を包み、1で巻いたら完成です。
引用元:kurashiru
変更点
以下の3点を、クラシルのレシピから変えました。
- 着色
- 分割
- 成形
1.着色
クラシルのレシピでは、着色に食紅を使用していますが、上品な桜色になる紅麹を選びました。
食紅に比べて入手が困難かもしれません。
ネットの製菓材料専門店では、だいたい取り扱っていると思います。
紅麹は「麹」という名のとおり、紅麹菌を付着させたお米を粉末にしたものです。
最近では健康食品としても注目されていますね。
余った紅麹は、クッキー、蒸しパン、メロンパンなど、お菓子やパン作りで活用できます。
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桜の花のような、ほのかでやさしいピンク色にするなら、使用量はやや控えめにするのがおすすめです。
着色は加減が難しいため、少しずつ加えて好みの色になさってください。
2.分割
今回はレシピの倍量(10個分)作りました。
加熱時間はレシピどおりです。
いちご入り(5個)と、通常(4個)の2種類を作るため、9つに分割しています。
参考までにお伝えするなら、いちご入りは48g、通常は55gでした。
いちごバージョンはいちごが入るため、道明寺粉の量を少なめにしています。
つぶあんはどちらも20g使用。
仕上がりの形をそろえるため、こまかく計量しています。
目分量でもOKですよ。
生地とあんこの割合は包みやすさで決めました。
あんこはレンジで水分を軽くとばしておくと、扱いやすくなります。
3.成形
クラシルのレシピは、あんこといちごを完全に包んでいます。
私はいちごの顔を出すように包みました。
いちご大福のイメージでしょうか。
包み方を簡単に説明します。
- 道明寺粉を丸めて、平らにします
- 真ん中にくぼみを入れて、丸めた粒あんをのせて包みます
※全て包まずに、あんこの周りを道明寺粉が囲むような状態 - あんこの上にいちごをのせて軽く押さえます
- 形を整えて完成

感想
こちらは定番の桜餅。
中をみせたいときに活躍するのが透明のお重。
アクリル製の三段重です。
テーブルコーディネートにも使えます。
蒸す方法で桜餅を作られてきた方は、もしかしたら電子レンジに抵抗があるかもしれません。
実際に電子レンジを使っても道明寺粉の状態や味に差はないです。
桜餅づくりは手間がかかるイメージですが、簡単に2種類も作れました。
時間を短縮できるので助かります。
美味しく作れますように。
余った桜の葉の塩漬けは、パウダーにしてお菓子に使いました。
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