オレンジの皮 砂糖煮 ジャム マーマレード

輸入オレンジの皮を活用してオレンジの砂糖煮を作りました。

残ったオレンジの皮の使い道に悩んだときの活用法としてもおすすめ

柑橘系フルーツの皮を入れて作るジャムを「マーマレード」とよびますが、これはパンやお菓子に入れることを目的に作ったため、ジャムというより煮込んだ砂糖漬けに近いです。

今回使ったオレンジはオーストラリア産でした。

輸入フルーツに添加される防カビ剤(防ばい剤)の使用量は、健康に影響が出ない基準値に基づいているそうですが、それでも不安は残ります。

そのため、この砂糖煮は先に防ばい剤を除去するひと手間を加えてから作りました。

作り方|オレンジの砂糖煮(皮だけ)

できあがり約400g

材料

  • オレンジの皮 3個分(正味150g)
  • グラニュー糖 皮と同量(150g)
  • 水 200g
  • リキュール お好みで

    今回使ったのはこちらの輸入オレンジ(サイズ:7~8cm×3個)。

    果肉は使わず皮のみを使います。

    ジャムに適した砂糖の量は50%~100%ですが、以下2つの理由から皮と同量の砂糖を使いました。

    • 砂糖が多いほど保存が効く
    • オレンジの皮の苦みとのバランスがよい

    これまでは「うめはら」の砂糖漬けを買っていましたが、今は手作りした自家製を代用しています。

    オレンジスライス【うめはら】

    防カビ剤の落とし方

    輸入された果物にはカビが発生しないよう、防ばい剤などの食品添加物が使われています。

    防ばい剤は農薬ではなく食品添加物に分類されます

    防カビ剤を取る方法

    1. 表面を粗塩で1分間もみ、流水で洗う
    2. 15分水に浸す
    3. 熱湯で10分茹でる×2

    これは北海道消費者協会の実験で、防カビの除去効果が高かった「塩もみ」と「ゆでる」を組み合わせた方法です(実験の手続きや結果はこちら)。

    輸入オレンジの皮がツルツルなのは、防カビ剤のワックスがついているからです。

    まずはそれを粗塩でもみながら取り除きます(1分はあくまで目安です)。

    そのあとオレンジを4等分して皮をむき、内側の白い部分をスプーンでそぎ取ります。

    (左)取る前(右)取った後

    この段階で皮の重さを量って砂糖と水の量を決めます

    7~8cmサイズのオレンジの1個の皮の重さはだいたい50g、3個で合計150gです。

    鍋に皮を入れ、ひたひたの水に15分間つけておきます。

    水を捨てたらオレンジの皮を流水で洗います。

    洗った鍋に湯を沸かしてオレンジの皮を入れて10分ゆで、湯を捨てたら皮を流水で洗います。

    同じ作業をもう一度繰り返します。

    これで防カビ剤を落とす処理は終了です。

    ゆでて水分を含んだため、皮の重さは200gに増えています

    砂糖は2回にわけて煮る

    前処理が終わったら皮を薄くスライス。

    洗った鍋に皮と水200g(=200ml)、グラニュー糖150gのうち100gを入れます。

    水の量は防カビ剤除去後の皮の重さと同量にすると、このようにヒタヒタです。

    鍋を中火にかけて沸騰したら弱火にして10~15分煮ます。

    水分はだいたい半分くらいになりました。

    そこに残りのグラニュー糖50gを加えて、水分がなくなるまで煮ます。

    オレンジの皮をヘラでかき分けたとき、鍋の底が見える状態になればOKです。

    オレンジキュラソーで香りづけ

    私はリキュールの香りが少し欲しいので、ここでオレンジキュラソーを加えます。

    熱を加えるとアルコールが飛ぶため、煮詰めてから最後に入れます。

    オレンジキュラソーとホワイトキュラソーの違い

    オレンジの皮を使ったリキュールとして有名なのはこの3つです。

    • オレンジキュラソー
    • ホワイトキュラソー
    • コアントロー

    このうち、ホワイトキュラソーとコアントローは同じものです。

    ホワイトキュラソーとオレンジキュラソーの違いは「色」で、前者は透明、後者は茶褐色です。

    私の場合ですが、杏仁豆腐のシロップなど、色をつけたくないときはホワイトキュラソー(コアントロー)を使い、焼き菓子やジャムにはオレンジキュラソーを使うことが多いです。

    煮沸消毒した容器に砂糖煮を入れて冷蔵庫で保存します。

    冷凍保存もできます

    このレシピはWECKのキャニスター(250ml)2つ分の量になります。

    影響が不安なら国産で

    オレンジの皮だけで作る砂糖煮は苦みが主張するため、甘いお菓子やパンのよいアクセントになります。

    安心なのは国産のオレンジですが、取り扱っているスーパーが少ないのが現状。

    私は防ばい剤の取り方を覚えてから、輸入オレンジを使うようになりました。

    ただ、小さなお子さんや妊婦さんは健康への影響が心配だと思いますので、皮を使うマーマレードはできるだけ国産を使うことをおすすめします。

    【無農薬・無化学肥料】国産オレンジ