ぼた餅の作り方|こしあんがないときはつぶあんからでも作れる!

年に2回、春と秋におとずれるお彼岸。

今日は、ご先祖様へのお供えとして、「ぼたもち」を作りました。

これまで、春も秋も「おはぎ」と呼んでいましたが、どうやら、春はぼたもちというらしいですね。

彼岸とは

時期は、春分(秋分)を中日とした前後3日、計7日間を指すようです。

ちなみに、彼岸とは、極楽浄土のことです。

それに対して、こちらの世界を、「此岸(しかん)」と呼びます。

仏教では、亡くなることを、「此岸を離れ、阿弥陀仏が住む彼岸に到達すること」としているようですね。

つまり、悟りの世界で穏やかに過ごす、ご先祖様に感謝をこめる日。

それが、お彼岸だそうです。

「ぼたもち」と「おはぎ」の由来

漢字にすると、ぼたもちは「牡丹餅」、おはぎは「お萩」。

それぞれ、その季節に咲く花の名前です。

選ばれた理由を調べました。

花の色に関係する、咲いている様子を表すなど、諸説あります。

結局、真相はわかりませんでした。

地域によって、語り継がれている内容も違うみたいですね。

材料に込められた思い

ぼたもちやおはぎは、もち米に「あんこ」を合わせた食べ物です。

古来、あずきの赤色には、魔除けなどの神秘的な力があると信じられていたそうですよ。

そのため、ご先祖様を邪気から守る目的で、あずきがお供えされたとのこと。

もち米を使うのは、「五穀豊穣」を意味しているらしいです。

また、今でこそ簡単に入手できる砂糖ですが、昔はとても高価だったそうです。

その砂糖を使うことで、ご先祖様に対する感謝の気持ちを表していると知りました。

魔除けの色である、赤色の小豆を使った食べ物で、ご先祖様を邪気から護る。

高価な砂糖を使うことで、見守って頂いている感謝の気持ちが込められている。

本来の意味がわかると、厳かな気持ちになりますね。

作り方の違い

ぼたもちとおはぎの作り方に、はっきりとした違いはないです。

地域によっては、ぼたもちに「こしあん」、おはぎに「粒あん」というように、古くからのならわしで、区別しているところもあるみたいですが。

他には、花のイメージに合わせて、サイズを変えるという話もありました。

たとえば、ぼたもちは豪華な牡丹の花のように大きく、おはぎは可憐な萩の花のように小さく、といった具合に。

今回は、その風習に倣い、こしあんを使って、やや大きなサイズにしてみました。

私は、いつも少量しか作りませんので、使用する材料も少ないです。

多く必要な方は、倍量で準備なさってくださいね。

もち米とうるち米のミックスで作るレシピもありますが、100%もち米のレシピです。

材料(6コ分)

・もち米 1合(約140g)

・水 適量 ※1

・こしあん 300g

・きなこ お好みで

  1. もち米を3~4回軽く洗って水を切る
  2. 炊飯器にもち米と水を入れて炊く
  3. もち米が炊き上がったら冷ます
  4. 3を6分割して(約50g前後)俵型に成形する 
  5. こしあんを50gに分割する
  6. もち米をこしあんで包み、形を整えて完成

※1 もち米は、洗ったあと140gから155gになります。

自宅の炊飯器は、炊き水を220g使用します。

これは、メーカーによって差がでるため、ご家庭の炊飯器仕様に従ってください。

もち米用の目盛がない場合は、上記を目安にしていただければと思います。

こしあんは、粒あんを裏漉ししたもの。

電子レンジで軽く水分を飛ばすと、扱いやすくなります。

ただ・・・結構、手間がかかります(笑)

時間をかけたくない方は、市販のこしあんを使われるのがオススメ。

今日は作りませんでしたが、きなこバージョンのときは、20gのあんを中に入れます。

お供え分は、透明のお重に詰めました。

このお重は、こちらと同じものです。

アクリルですが、遠目にはガラスのように見えてきれいです。

三段あるため、お節料理にも使える万能選手。

とても気に入っています

暑さ寒さも彼岸まで

彼岸を過ぎたら、本格的な春の到来となるでしょうか。