
はちみつの香りが漂う「ハニークッキー」を作りました。
フィナンシェやポンポネットなど、卵白だけ使うお菓子を作ると、使い道に悩むのが余った卵黄です。
殻を割った卵は菌が増えやすくなるため、可能な限り当日か翌日には消費したいもの。

余った卵黄をプリン以外のお菓子に使うなら、焼き菓子がおすすめ。
ご紹介するハニークッキーは、卵黄を2個使うレシピです。
卵黄1個ならレシピを半量に、卵黄3個ならレシピを1.5倍にしてくださいね。
サクサクとした触感にもこだわった、とても美味しいクッキーです。
材料と作り方
ハニークッキー(約40個分)
材料
- 無塩バター 100g
- 卵黄 2個
- 粉糖 50g
- 薄力粉 200g
- コーンスターチ 50g
- はちみつ 40g
- クリスタルシュガー 適量
作り方
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- クリーム状にした無塩バターに粉糖を入れて白っぽくなるまで混ぜ合わせます
- 卵黄を加えて空気を含むように混ぜます
- 薄力粉とコーンスターチをあわせてふるい入れ、粉気がなくなるまでヘラでさっくり混ぜます
- ラップに包み冷蔵庫で1H休ませます
- 二等分し、直径3cmの棒(円柱)に形をととのえます
- 広げたクリスタルシュガーの上で転がし、冷凍庫で半日以上休ませます
- 幅1cmにカットします
- 170℃に予熱したオーブンで18~20分焼きます
クッキーをサクサクした食感にするポイントは、粉糖とコーンスターチの使用です。
コーンスターチがない場合は、薄力粉で代用できます。
はちみつの銘柄は特に指定はありません。
ご自宅にあるはちみつをお使いください。
今回私が使ったのは、ハンガリー産のアカシアです。
なお、材料のクリスタルシュガーとは、写真のように粒の大きな砂糖です。
棒状にしたクッキー生地の側面にシュガーをつけるクッキーを、ディアマンクッキーといいます。
今回のハニークッキーはディアマンスタイルにしました。
クリスタルシュガーのように、粒の大きな砂糖をつけるとキラキラしてきれいな仕上がりになります。
スーパーでは取り扱っていないため、入手する方法は製菓材料店となりますね。
私もそこで購入しています。
もちろん、クリスタルシュガーでなくても大丈夫です。
その場合はグラニュー糖で代用してください。
意外にざらめもきれいですよ。
焼成前
ディアマンクッキーは、厚みをもたせた方が食べごたえもあり豪華にみえますね。
今回は1cmにカットしました。
はちみつを加えると焼き色がつきやすいため、オーブンの温度は170℃で焼成します。
焼成後
焼き上がった状態です。
通常のクッキーより、ややくすんだ茶色に仕上がります。
オーブンによっては、20分だと焼き過ぎになることがあります。
18分を目安に、あとは微調整なさってくださいね。
焼いている途中から部屋に広がるのは甘いはちみつの香り。
リッチな気分を味わえます。
まとめ
今回は、余った卵黄を消費するために、はちみつを使ったハニークッキーをご紹介しました。
側面をクリスタルシュガーでお化粧した、ディアマンスタイルです。
アイスボックスクッキーを少し飾ると、また印象が変わりますね。
卵黄だけを使うお菓子のレシピとしては、メジャーなのが、プリンやカスタードクリームだと思います。
その他にクッキーとして消費することができますので、ご参考ください。
材料が少ないため、卵黄の個数に合わせてレシピを調整することもできます。
美味しく作れますように。
はちみつの風味とシュガーの歯ごたえが美味しい”ハニークッキー”、おすすめです。
余った卵黄の別レシピ「たまごボーロ」では卵黄を1個使います。
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