
市販の冷凍パイシートを使い、憧れていたバラのアップルパイを作りました。
使ったのはクラシルのレシピです。
バラのアップルパイに失敗するパターンとして多いのが「生焼け」と「焦げ」。
私も注意したこの2点を防ぐコツもお伝えします。
バラのアップルパイのレシピ
材料と作り方
12個分
材料
- りんご1個
- グラニュー糖大さじ2
- レモン1/4個
- シナモンパウダー少々
- 冷凍パイシート2枚
作り方
準備:オーブンは180℃に予熱しておきます。
- りんごを薄く皮つきのまま薄くスライスします。
- りんごをボールに入れ、グラニュー糖とレモン汁をふり、レンジで3分加熱します。
その後、粗熱をとっておきます。- 冷凍パイシートを伸ばし、6本に切ります。
- 3の1本にシナモンパウダーを全体にふりかけ、りんご、少し重なるようにしておき、端から巻いていきます。
- 180度オーブン30分、焼き色がつくまで焼いたら完成です。
お好みで粉糖をふってください。引用元:kurashiru
パイ生地は熱が入るとふくらみますので、美しい形に仕上げるには型が必要です。
クラシルのレシピでは、フッ素加工されたスチール製のマフィン型(12コ)を使用していました。
空焼きする必要がなく、型抜もよいそうです。
ちなみに私は、もともと持っていたこちらのブリキ製(6コ)を使いました。
焼成前
生地離れをよくするため、溶かしバターを塗ってから強力粉を薄くふるっておきました。
そこにりんごと一緒にまるめたパイ生地を入れます。
きれいな形(バラ模様)にするコツは2つあります。
- リンゴに熱を入れ過ぎない
- リンゴ同士の重なりを多めにする
リンゴに熱を入れ過ぎたら、巻くときに崩れてしまいました。
電子レンジ3分は厳守した方がよいです。
また、パイ生地の上に並べるときはリンゴの重なりを多めにすると、花びらがきれいになります。
生地を巻く際には、利き手と反対の手を作業台に垂直に立てて壁にしました。
そこに平行して巻き進めると、バラの表面が凹凸になりません。
焼成後
180℃で30分焼きました。
焼きたては柔らかく崩れやすいため、竹串も使いながら優しくていねいに取り出します。
熱を冷ましてから粉糖をふるいました。
リンゴに砂糖がついているため、そのまま焼くと焦げやすくなります。
そのため、焦げ防止として10分経過したら表面にアルミホイルを軽くかぶせました。
これなら焼成時間を延ばすこともでき、生焼けの心配もなくなります。
それでも生焼けと感じる場合は、りんごの水分が関係しているかもしれません。
外側の生地は熱に触れてサクサクしますが、巻き込んだ内側の生地はリンゴの水分が染み込むため、しっとりします。

パイ生地のこぼれ話
普段は市販のパイシートを利用していますが、過去に1度だけパイ生地を手作りした経験があります。
高校生のとき、ミルフィーユを作ってみようと思いました。
レシピ本を見ながらバターを包んだ生地を広げて折り、冷やして再び広げて折り…
この作業を黙々と続けながらも、確実に「これは失敗する」と感じていました(笑)
予感は見事に的中します。
時間も手間もかけたのに、層はまだらでベタベタとした無残なパイ生地が完成しました。
用意していたカスタードクリームといちごで、何とかミルフィーユ(らしきもの)にしましたが、あれから作っていません。
時間、労力、コスト面からみても、パイ生地は失敗した時のショックが大きいですね。
再チャレンジはいつになるやら…です。
まとめ
今回はクラシルのレシピで作った、バラのアップルパイのレポートでした。
作ってみて初めてわかったことですが、意外と食べにくいです。
きれいに食べるにはナイフが必要でした。
プレゼントとしては喜ばれそうですが、来客に出すお菓子には不向きかもしれません。
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